チョコレートの話とお気に入りのチョコレート(3)日本のガトーフェスタハラダ

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チョコレートの歴史(3)

今回は、日本のチョコレートの歴史についてご紹介します。
チョコレートについて記載されている最も古い文献は江戸時代のものなので、日本にチョコレートが伝わってきたのは江戸時代ということになります。
 
オランダ人は帰国する際に、不要になったものを遊女に与えていて、そのなかにチョコレートもありました。江戸時代の長崎ではチョコレートは異国の珍しい食べ物をしてすでに知られていたようですね。
 
長崎の遊女町で有名だった丸山町・寄合町の記録の「寄合町諸事書上控帳」には、出島のオランダ人からもらったチョコレートを遊女が届け出た記録があり「しょくらあと 六つ」と記載されていています。
 
 
その後、寛政12(1800)年に京都の人廣川獬が、6年間におよぶ長崎での滞在で得た知識をまとめた「長崎聞見録」を刊行します。「長崎聞見録」なかで人廣川獬は「チョコレート」を「しょくらとを」として紹介し、チョコレートは長崎以外の地域でも広く知られるようになります。
 
 
 
 
 

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お気に入りのチョコレート(3)ガトーフェスタハラダのグーテ・デ・ロワ ホワイトチョコレート

ガトーフェスタ ハラダは創業1901年(明治34年)の歴史あるお店で、もともとは和菓子製造業者でしたが、今はラスクで大変有名なお店です。
なかでもおすすめなのが、「グーテ・デ・ロワ・ホワイトチョコレート」です。ラスクをホワイトチョコレートでコーティングした商品で、ラスクとクリーミーはホワイトチョコレートの相性が抜群です。ラスクそれほど好きじゃないのですが、この商品は本当においしいと思います。
なぜそんなに美味しいかというと、コーティングに使うホワイトチョコレートはただのホワイトチョコレートではなく、ラスクと相性がよい「クーベルチュールホワイトチョコレート」を使用しているから。
「クーベルチュールチョコレート」とは、カカオとカカオの油脂分の割合が高く溶かすとサラサラとするためコーティングによく使われるチョコレートです。ガトーフェスタハラダでは世界にある数十種類のホワイトチョコレートから、ラスクと一番相性のよいクーベルチュールホワイトチョコレートを厳選して使用しています。
 
そんな「グーテ・デ・ロワ ホワイトチョコレート」は見た目にも美しく、ラスクのバターの香りと上質なホワイトチョコレートが堪能できる一品に仕上がっているんです。