残った強力粉はスコーンがおすすめ

強力粉は薄力粉よりグルテンが多い分、消費期限が短いそうです。小麦粉って、古くなるとダニがわくので、冷凍保存がよいそうです。自宅で焼くパンは、やっぱりなんとなくイマイチ。でも、ときどきスタバのシナモンロールをふと思い出し、強力粉買ってしまうんですよね。

案の定、強力粉を使い切れず、イースト菌もなくなっていて、先日アップルパイを作りました。これがまあ、大失敗で。YouTubeの動画を見ながらやったんですけどね。

それでも使いきれなかった強力粉は、イースト菌を買ってパンを作るか(となると、イースト菌が残ってまた強力粉を買う羽目になるので極力避けたい)、アップルパイを再挑戦か、、、と考えた挙げ句、思いついたのが、スコーンでした。

これまた、パイと一緒で織り込む生地ですが、とりあえず少ない量でチャレンジしてみました。

スコーン材料 小さいの約4~6つ分

・強力粉 110g
・薄力粉 40g
・バター 50g
・砂糖  10g
・塩   約3g
・ベーキングパウダー 5g
・卵 1個
・牛乳 30ml~40ml

粉ものだけを混ぜて、ザルかなんかで濾します。細かくしたバターと混ぜ、ポロポロになるようにあわせます。ここで、フードプロセッサーを使う方もいます。道具を使うと、後片付けが大変なので使いません。

牛乳と卵も混ぜておきます。

粉の部分と、バターがしっかりと混ぜない状態で、重ねていくことで層を作りますから、バターが溶けないように気をつけてください。

生地を伸ばして、二つ折りにします。90度回転させて、伸ばして二つ折りにします。これを10回ほど繰り返し、層を作ります。

打ち粉をすることで層ができ、たくさん折ればその分層が多くなります。ラップの上ですると、汚れなくていいですよ。

レシピは、数回二つ折りにしたらその都度冷蔵庫で寝かせるもの、三つ折りするもの、混ぜるだけで焼くもの、いろいろですね。スコーンは奥深い。

ミルフィーユみたいに、層ができていきます。

スコーンは丸形、三角、四角などがあります。丸形にすると、型を抜いて残った生地で層のきれいなスコーンをするのが難しいので、四角か三角がおすすめです。

三角や四角の端をまっすぐにするために、切った部分は層を合わせるようにくっけて、伸ばせばきれいなスコーンが作れます。

200度で予熱して、190度で約15分焼きます。びっくりするほど、きれいに層ができ、味も美味しかったです。強力粉が余ってお困りなら、ぜひお試しを。