動画配信サービスで昔の人気ドラマを見よう(8)デスパレートな妻たち

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デスパレートで問題の多い主婦たちの物語

2004年から2012年に放送されたドラマで、全部で8シーズン。
舞台は、おしゃれな住宅街で「ウィステリア通り」に住む主婦とその家族の物語です。デスパレートとは日本語では「絶望的な」という意味合いで、メインキャストの主婦4名はみんな個性が豊か。いつもトラブルに見舞われているというか、自分たちで引き起こしているという感じです。
この作品で、エミー賞、ゴールデン・グローブ賞など全シーズンで137部門にノミネートされ、34部門で受賞したというすごいドラマです。

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「デスパレートな妻たち」の4人の主婦は個性が強すぎ!

ではこれからこのドラマを見ようかなと思っている方のために、このドラマの登場人物を少しご紹介します。このドラマの中心となる4人の主婦は「スーザン」「ブリー」「ガブリエル」「リネット」です。

とにかくスーザンがイラつく

スーザン(テリー・ハッチャー)は弁護士のカールとの間にジュリーという娘がいますが、カールが浮気をして離婚。絵本作家として、しっかりもののジュリーと二人暮らし。近所に越してきたマイクに恋をして、その後再婚して息子も生まれます。
ほかの3人もかなり性格が悪いのはいっしょなのだけれど、なぜかスーザンにはイライラしますね。その理由は、萬田久子さんの吹き替えのせいの気がします。
おっちょこちょいっていう設定でかなり娘に頼って生きてきたけど、最後のほうでは「もうママを支えるいい子ちゃんは嫌」みたいなことをいわれ、マイクも亡くなってしまいかなり苦労しましたが、最後まで好きにはなれませんでした。

というか、実際に撮影でもスーザン同様わがままだったらしいです。
「デスパレートな妻たち」のテリー・ハッチャー、ほかのキャストとの不仲が歴然

今の元気な姿はYou Tubeで見ることができます。
Road Trip to San Diego, ComicCon 2018

家事が上手なブリーがとても素敵

ブリー(マーシャ・クロス)は家事とお料理がとってもお上手で地域ではいろいろと仕切る奥様。医者の旦那は完璧主義のブリーに不満でSM嬢と不倫。息子はゲイ。旦那とうまくいかなかったことで知り合った薬剤師の男性はかなり嫉妬深く、旦那に毒を盛る。いろんなことにストレスになったブリーはアルコール中毒に、、、、などなど、大変な展開が続くのですが、いつでも冷静で家事を丁寧にこなしているブリーはいつも素敵。

家事は誰にも負けないと思っている彼女が、自分とキャラが被るキャサリンが引っ越してきたときに嫉妬からキャサリンの家に侵入してレシピを盗み出そうとしたり、お上品なのに全米ライフル協会に所属していて銃を扱えたり。見かけとは違う行動に出ても可愛らしく見えるんですよね。そこがスーザンとの違い。

いちばん面白かったシーンは背中が大きくあいたドレスでクラブに友達とでかけたときに、友達が意中の男性に手をだしているのに気づいたブリーが、そのドレスを後ろ前を逆にして登場してきたところ。
ブリーの焼くお菓子はいつも美味しそうだし、ドラマのなかで一番好きなキャラです。

おしゃれでセクシーなガブリエルがかわいい

ガブリエル(エヴァ・ロンゴリア)はメキシコ系でドラマではもとスーパーモデルって設定ですが、実際は身長157cmしかないんですよね。でも、いつもおしゃれで顔が小さくバランスがいいからそんな小さいようにみえない。

わがままで自分勝手だけど、どこか憎めないガブリエル。子育て中の撮影期間は、わざわざ体重を増やして子育てに追われる主婦を演じていましたが、その後見事に最初と同じガブリエルに戻しています。

子だくさんで口うるさいリネット

リネット(フェリシティ・ハフマン)は遠回しに嫌味をいうのが常で、なにか最後に余計なことをいわないと気がすまないタイプ。最後の方はその口うるさいのが原因で離婚の危機に。

「あははあ~」(あんまりうまく書けないのですが)という嘘笑いをいつもしていますね。日本語吹き替えの方がうまく彼女のキャラの表現しているのかな、と思ったら英語版でも嘘笑いしていました。

でも、もともとは夫の勝手に結構付き合っていたんですよね。夫のトムは仕事を辞め主夫になりその間リネットが家計を支え、その後トムはリネットには内緒で同じ会社に応募して仕事に復帰。その後、自分の夢を叶えたいといって流行遅れのピザ屋を開店して結局失敗。最初はリネットのほうが大変な思いをしているんです。でも、後半はそんなことはすっかり忘れてしまうぐらい口うるさくトムが気の毒になります。

離婚の危機はあったものの、最終的には離婚はせずにこの夫婦はニューヨークに移り住んでペントハウスを購入するほど成功しています。

「デスパレートな妻たち」の隣人たちも個性豊かで魅力的

このドラマにはまだまだ魅力的なキャストが出演しています。わたしが好きだったのは「キャサリン」「カレン・マクラスキー」「イーディ」です。

お料理上手でかわいいキャサリン

後から引っ越してきたキャサリン(ダナ・デラニー)は、ブリート同じでお料理上手。キャラが被って面白くないブリーと衝突することが多かったけど、その後ふたりはケータリング会社をはじめます。ふたりではじめたのに注目されるのはブリーだったり、スーザンの元夫と結婚するはずだったのにスーザンとマイクがよりを戻したり、なにかとついていないんですよね。

マイクに捨てられたのが原因で、最後はかなりおかしくなってかなり危ない状態だったけど、結局レズビアンになって彼女とパリに旅立ってしまいます。

スーザンの子どももスーザンの作る料理が嫌で、「パニーニ作って」といってこっそりキャサリンのところに来てたぐらい。ぜったいキャサリンのほうがいいのに。現実にも、キャサリンみたいにできる女性よりスーザンみたいな女性のほうがいい思いをする気がする。ま、キャサリンからマイクを奪ってからの生活はかなり悲惨だったけど。

キャサリンのお洋服はいつも可愛らしくて彼女のファッションを見るのも楽しみでした。

近所のよきおばあちゃんカレン・マクラスキー

カレンさん(キャスリン・ジューステン)はリネットのお向かいさんで、よくリネットの子どもの面倒を見ています。旦那が手続きをし忘れたため、遺族年金がもとの奥さんにいってしまうということで亡くなった旦那さんを冷凍保存していました。それが見つかり一旦は逮捕されたものの釈放。その後は、近所のおじいちゃんと再婚して幸せに暮らしています。

カレン・マクラスキーを演じているキャスリン・ジューステンはもともと看護師で、女優を目指したのは40過ぎ。56歳で本格的に女優と活躍するためにロサンゼルスに移住して、その後「ER 緊急救命室」「アリー・myラブ」など人気ドラマに出演。その後、このマクラスキー役でエミー賞ゲスト女優賞を2度も受賞しています。
ドラマのなかだけでなく、私生活でもとっても素敵な女性です。

スーザンと男を取り合うイーディ

なぜかスーザンと好きになる男が被るイーディ(ニコレット・シェリダン)。引っ越してきたマイクはスーザンとくっついちゃったので、スーザンの元夫カールと同棲。だから、スーザンとはいつも仲が悪い。そういえば、ガブリエルの夫ガブリエルともいっしょにいた。肉食系で男ったらしだけどかわいいんですよね。
もともとシーズン1だけの出演だったらしいけど、好評でシーズン5まで出演。それでも本人は不当に降板させれたとして訴訟を起こしています。
『デス妻』ニコレット・シェリダンの裁判が5年ぶりに再開! 共演者も証言台に!?

イーディ大好きだったから、シーズン5まで出てくれただけでもうれしいです。

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