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不動産売却の基礎知識(10)マイホームを売却したときの譲渡所得税[2]

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譲渡所得税の税率について学ぼう

前回の記事では、課税譲渡所得金額を計算するところまでいっしょに勉強しました。
 
 
不動産売却の基礎知識(9)マイホームを売却したときの譲渡所得税 [1] 今の家を売却したらどのくらい税金を払うか概算してみよう 不動産を売りに出したら、書類の準備、物件に興味を持ってく...
課税譲渡所得金額がマイナスになれば、譲渡所得税は支払う必要がありませんが、プラスになれば税金を支払う必要があります。
 
今日は、譲渡所得税の税率と税額の計算方法をご紹介します。
 
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そもそも譲渡所得税とは 

譲渡所得税は不動産を売却したときの利益に課税される税金ですが、具体的な税目は「所得税」「住民税」「復興特別所得税」の3つです。
「復興特別所得税」は東日本大震災からの復興のための必要な財源を確保するための税金です。)
 
 

税率は不動産を所有した期間で異なる

譲渡所得は、所有した期間で「長期譲渡所得」「短期譲渡所得」に分けられます。それぞれ税率が異なり、短期譲渡所得のほうが税率は高くなります。
長期譲渡所得譲渡した年の1月1日において所有期間が5年を超えるものをいいます。
短期譲渡所得譲渡した年の1月1日において所有期間が5年以下のものをいいます。

「長期譲渡所得」と「短期譲渡所得」の税率

「長期譲渡所得」と「短期譲渡所得」では、「短期譲渡所得」のほうが税率が2倍近く高いです。
なぜ税率が異なるかというと、バブル時代に短期で土地を転売して利益を上げる「土地転がし」という行為がおこなわれていたため、そのような行為を抑制するために「短期譲渡所得」の税率は高く設定されています。
それぞれの税率は、以下の通りです。
短期 所有期間5年以下長期 所有期間5年超
所得税 30.63%所得税 15.315%
住民税 9%住民税 5%
合計 39.63%合計20.315%
※所得税の税率には、復興特別所得税「所得税×2.1%」が上乗せされています

譲渡所得税額を実際に計算してみよう

計算式に当てはめて、譲渡所得税額を計算してみましょう。
 
譲渡所得税額を算出する計算式はこちら

譲渡所得税額=課税譲渡所得金額×税率

 
 
① 購入してから3年後に不動産を売却して300万円の売却益が出た場合
300万X0.3963=118万8,900円
 
 
② 購入してから10年後に不動産を売却して300万円の売却益が出た場合
300万円X0.20315=60万9,450円
 
 
 
となります。利益が300万円でもこれだけ違いますから、売却するときは所有期間を確認することがとても重要です。
 
 
それぞれの支払い方法は「不動産売却をいっしょに学ぼう(8)不動産売却で支払う税金の種類の必要に応じて支払う税金」で説明しましたので、ご参照ください。
 
 
 
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